奈良岡整体

告知と哲学を記します

逆流性食道炎

逆流性食道炎

胃食道逆流症、通称GERDは、逆流性食道炎と、非びらん胃食道逆流症、通称NERDに分けられます。

 

メジャーなのが、炎症やびらん(粘膜の損傷)が見て取れ、それが起因となる病態です。それは胃食道逆流症に含まれる逆流性食道炎です。

 

それに対し、非びらん性胃食道逆流症は、炎症などが見られないが、症状がある状態です。こればかりは検査をしないと判別はつきません。

 

しかし症状は同じです。胸焼け、胃の不快感、喉の違和感、心臓の痛みのような感覚、咳などが挙げられます。

 

これらの原因は医療的には食道裂孔という横隔膜を貫く穴にヘルニアのように胸側に胃が食い込んでしまう事や、胃酸過多や、自律神経の乱れ胃の入り口が適切に閉まらない事などが挙げられます。

 

 

ですが、僕は全く別のところからの原因を説かせて頂きます。

 

はっきり言って、この症状になる人の殆どが、肝臓が良くない!肝臓は右から左まで直角三角形のようにあります。腹部側の横隔膜の殆どの部分と接しています。当然食道裂孔にも間接的に影響をもたらします。また、小網という間膜で胃と繋がっています。さらに、肝臓の奥には腸界の帝王(はじめ調べ)、十二指腸がいますので、帝王さまの十二指腸を圧迫したら、そりゃー胃酸とか膵液とか反乱しますよね。

 

実は肝臓が悪くなる要因は実に簡単です。

お酒よりもっと肝臓をいじめる要因あるんですよ!

 

 

食生活が安定しない

食べる時間もバラバラ、突然ダイエットしたり、突然断食したり、思いつきでベジタリアンになってみたり、とにかく自分都合で食生活をコロコロ変える場合、もれなく肝臓は荒れます。この場合、思考で飯を食っている状態に僕には見えます。よーく胃に聞いてみて下さい。今食べたいか?何を食べたいか?そしたら胃の声、ちゃんと聞こえてきますよ。野菜が健康にいいと思いこんでるのは、まさに思考で飯を食ってるんですよねー

 

薬愛好家

薬は服用しなくても、食生活を含む生活習慣を改めれば、GERDくらいなら良くなります。薬を口にする心理って、やっぱり思考で身体をバカにしてるんですよね。勿論、薬を服用しなくてはいけない患者さんも存在します。でも、安易に手にするものではありません。薬は肝臓に対して、レバーフックをかましてるみたいなもの。ボディブローはジワジワ肝臓をパンパンに腫れさせ、アレルギー反応まで起こし、横隔膜の下を占拠し、胃は圧迫されます。

 

 

マインドストレスの長距離ランナー

毎日のように自分にのしかかる精神的ストレス。これは大変辛いものです。しかし選択肢は2つしかありません。そこから逃走するか、徹底的に闘争するか、です。ストレスは個人的に作り上げるもの。でも、無理に抑えつけると結局爆発して、身体の不調を生みます。ストレスは自分が作ったものだから、自分で早期発見し、結論を先延ばしせず、対処する必要があります。時が経てば、ただこじれるだけです。

 

 

医療では、胃と食道をクローズアップしますね。肩こりで肩を揉むのと同じ発想で、なんだか稚拙な印象を覚えます。

 

しかし、これすら、長年の僕の経験的ファクトからのオピニオンなのかもしれません。完全ではありませんし、もっとリテラシーが上がるかも知れません。でも皆さんの見方が少しでも多様化するといいなと思うのでした。

 

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思考から解放されませんか?

life-healing.hatenablog.com

 

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