奈良岡整体

告知と哲学を記します

ブレインファンタジー

2009年、乾期とはいえ熱帯特有の暑さが肌にまとわりつく。ここは東南アジアのハブ、タイ王国。タイの北部にあるチェンマイという古都を僕はひとり放浪していました。僕に大きな変化をもたらしたこの街には、僕のメンターと言える師が道場に鎮座しています。そこで学びを共有した数々のアメリカ人たちは頭に触るだけの不思議なアプローチを施してくれました。このファンタジーな体験は一体なに?と聞くと・・・『クレーィニオ』と返ってくる。身体への整体法とは異なる筆舌にし難いこの体験こそ、今の僕の人生を左右する出来事だったとは当時は知る由もない。

 

日本に戻り、時が過ぎ、身体への整体への限界を感じていた。筋骨格系を主体とした整体法では自分が思うような結果が出なかった。そんな時、数年前に受けた『クレーィニオ』というやつを思い出した。よくよく調べると、どうやら日本では『クラニオ』と呼ばれている。早速、クラニオを学び出した。

 

でも、僕が体験したクラニオは日本ではあまり体験することができませんでした。日本ではアプレジャーの10ステップがやや主流化したのもあり、メカニカルなアプローチが多かった。しかしこれはこれで良かったと僕は思っています。構造理解が深まり、ブラックボックスのようなミステリアスなアタマの中のハード面は熟知することができたから。構造を理解することは最低限のことです。これは今となっても基礎的な知識がない人は何を言っても結局矛盾するからです。それでもこの時見知った構造理解と今の構造理解のレベルは雲泥の差です。日進月歩ですね。

 

アプレジャーの10ステッププロトコルに出会ってからは、苦手だった腰痛も、副作用的に緩和させる確率が高まりだし、なぜかアタマへのアプローチで腰痛が良くなる事を知りました。でも当時はそれがなぜなのか?は理解できませんでした。まずは僕とアタマの蜜月関係の馴れ初めを今日はお伝えし、続きはまた次回としたく思います。

 

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