失敗は成功のもと
久々にブログを書きたいと思います。
最近、スモールビジネスをする方々が、自らのお仕事をたたむという状況が少しづつ増えてきました。今般の状況もありますが、ジワジワと私の周辺でも増えてきました。
話は少しそれますが、タイトルにあるような古人のコトワザは本当に的を得てるなと痛感するような体験が個人的に多々ありました。これらの〜諺〜コトワザと呼ばれるものは、先輩達の体験により言い伝えで、個人の成功体験に根ざしたものではなく、多くの人に共通する抽象化されたアドバイスです。
話を戻すと、『失敗は成功のもと』もしくは『成功の母』などと口伝えで私たちは知っています。
でも、残念ながら殆どの方、8割以上の方が実践しません。失敗を認めなかったり、失敗して心が折れて拗ねたり、して失敗を失敗のまま終わらせます。
一番いけないのは、失敗を失敗のまま終わらせる事。そして、言葉というのはとても無能だといわざるを得ないが、失敗は私たちの言語で知るところの失敗ではありません。失敗はどうあれ、あなた自身が決断した終焉を意味します。
あなたの決断が失敗だ、と嘆くのは時間の無駄です。私もここ数年、失敗続きです。いろんな意味でね。でも、続く失敗から得るものは、成功から得るものよりも大きい。この失敗というリソース(資源)は活かさなければただの後悔になります。
さて、私たち商売をするものは、なぜ自らの手で、自らの商売に幕を下ろしたのでしょうか?その理由はお金ですか?健康問題ですか?心の問題ですか?よーく観察してみて下さい。その失敗が大きければ大きいほど浮き彫りになります。
そしたらその足りなかったところを補えばいいし、補えたのなら、また商売は始めなきゃ、せっかくしたその商売を自ら終えたご英断が無駄になります。
でもね、これを克服せずまたビジネスを再開すると、これでもかってくらい同じ過ちを繰り返してしまいます。この人達は反省という分析がないのです。
まずは失敗を認め、分析し、反省し、足りないものを補い、あなたのご英断を心の底からお認めになり、また次のビジネスに向かえば、その失敗は楽しい思い出にすらなります。
そう考えると、一番苦しいのは、やめるという決断もできず、ただただ延命し、ダラダラ続けている事です。それは全て事柄においていえます。商売をやめるというご英断ができるだけまだ救いがあるのかも知れません。
だから、今の失敗や過去の失敗に囚われるのはやめなさい。そこで立ち止まる事こそ最大の人生の不幸です。
自分を信じて、失敗を活かしてみましょう!