奈良岡整体

告知と哲学を記します

僕はブレインハッカー

僕は会話している時、身体に触っている時、頂いたメールを読む時、顔の表情などからも、その相手の方の脳の状態を想像します。脳内のレスポンスの速さ、思考の組み立て方、皮膚感覚からの感受性なんかを共感的な想像で理解に励みます。出来るだけその脳の特性みたいなものを掴む努力をし、その特性というかリズム感に寄り添った手当を心がけています。

 

僕は多分、他人の感情とか、そういうのあんまり汲み取ってあげられないし、空気もハッキリいって読めないんです。忖度もギリギリできない。その代償なのか、代替えなのか、独自のセンスで脳波みたいなのを捉えられるんだと思います。

 

僕の主観的感覚ですが、例えば筋肉の一部が硬直してるとします。するとそこは脳ーー神経ーー筋肉という繋がりがない感じがするのです。どこかの骨などが障害物となって筋肉が動けない場合は、微弱な波長を感じます。その場合は骨を正せばいい。でも、7割近い筋肉の硬直はそもそも脳から信号が来ていないような印象が多いです。で、揉みほぐして弾力を取り戻したら、筋肉から脳へ信号は伝わるけど、脳からの筋肉はやっぱり信号が来てない事がほとんどです。だからすぐに元にもどちゃうだと思います。もちろん他の要因も考えられますけどね。

 

そう考えると、脳へ適切な刺激を伝えるには一体どうしたらいいのか?と数年悩んだわけです。まぁ叩いたり、さすったり、押したり色々やったけど、僕の主観的な感覚では脳波はしっくりこない。今の所一番効果が出るのが、僕自身が意図を持たない状態で、指腹で限りなく0グラムに近い状態で硬直場所か、頭に触れる事で、脳ーー神経ーー筋肉のルートは復活します。

 

一般的には技術って、方法を考えがちなんだけど、結局のところ施術者がどれだけ介入せずに、変化に気づけるのか?が、自然発生的な変化を生み出すポイントだなと僕は感じています。だからこそセンスを研ぎ澄まし、自分の脳を劣化させない為にテレビを見ない、酒を飲まない、タバコを吸わない、適度に歩き、睡眠は充分にとる、甘いものはやめたい・・・などは気をつけています。正直、手の技術とか、何かを変えるための手技とか道具ってもう全然興味ないですね。技や道具じゃ脳に良い刺激が入ると僕は感じないので。

 

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