奈良岡整体

告知と哲学を記します

健康の定義2

今までの流れを踏まえて

病気は医療により明確な定義や判断基準があり、それによると人類殆どが病人であり、その予備軍である。その反面、健康は曖昧で、どのようなものか理解しにくい。そこで、健康の定義とは「生命体のエントロピーが小さいこと」だと提案しました。この状態は日常生活においてどのような状態なのか?を今日はおはなします。

life-healing.hatenablog.com

 

 

エントロピーが小さい状態(身体に秩序がある)

 

 

この4つの項目が滞りがない状態だと、身体の秩序は保たれていて健康だと考えても過言ではありません。それはタバコを吸おうが、酒を飲もうが、ジロリアンだろうが、これが叶っていたらぶっちゃけ問題ないと僕は思います。

 

では、これらを詳しく解説致します。

 

 

1、空腹を感じ食事を適切に摂取できる

本来は空腹を感じること、食べたいと思える事は適切に身体が機能し素晴らしいことです。しかし、食べたいと欲することと、空腹を感じることの分別は重要です。食べたいのは単なる渇望(中毒的なもの)です。実際に身体が空腹かとは別に起こるので、この辺の見極めは必要です。

 

2、排泄が滞りなく適切である

自然に便意があること。口から入ったものがきちんと排泄されない場合、腸にゴミがたまっている状態となります。ゴミがたまっている状態はエントロピーが増大しています。たまった便は最悪血中に少しづつ流れ、身体の中を巡ってしまいます。肌荒れや老化は加速します。

 

3、睡眠の質と量が適切である

何時間寝るのが良いかという数字の問題ではありません。朝すっきり起きれるのかどうか?という事が基準となります。自然に眠気がある事も大切です。夜なのに眠れない、眠たくないということ自体、人間の機能的秩序が乱れているといえます。

 

4、生理が適切である

決められたサイクルで殆ど痛みもなく、感情的になり過ぎない状態を保っている場合、ホルモンバランスが良好であるといえます。つまり秩序が保たれているといえます。

 

 

これらがひとつでも欠けている状態だと、健康ではなく、医師の定める病気予備軍だと私は考えています。だからといって巷の書店に並ぶ「〇〇をすれば〇〇になる!」というセルフケア本を実践する必要はありません。何かをするためのオペレーションは、システムを知らない一般的な人が真似たところでリスクがあります。大切なのは何かを施すことより、どこにエラーがあり、なぜ秩序が乱れているのか?(なぜエントロピーが増大しているのか?)を見抜く目です。それは知識や経験がない一般的な方には当然ありませんので、ぜひプロのお任せください。

 

それでもできることはないのか?

それも実に簡単なことです。規則正しい生活、水を飲むこと、歩くこと、ちゃんと寝ること、テレビやスマホを見ずに、読書すること、たったこれだけを心掛けることで、解決できる問題は山ほどあると断言できます。人は3ヶ月程度で細胞が入れ替わりますので、脳細胞以外は生まれ変われます。まずは3ヶ月を目標にできることから続けてくださいね!

 

 

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