奈良岡整体

告知と哲学を記します

そう言われても噛めないんです

よく噛みましょう!

と言われても

実はそもそも噛めない場合が多い。

 

それは

柔らかい食べ物が増えたのが原因か?

時間に追われる現代習慣の問題か?

 

実は

『赤ちゃん時代に、どうやって授乳したか?』

が関係しています。

 

赤ちゃんは人間の自動化された能力(無意識に出来ること)のトレーニング期間です。噛む(咀嚼)という動作も自動化された能力です。この咀嚼する能力は母乳で育つことで難なくトレーニングされます。

 

しかし、哺乳瓶育ちの場合、横向きで飲ませたり、床に寝て飲ませたりすると、舌の力がつきません。つまり、咀嚼をトレーニングできないのです。寝ながらの授乳は、勝手にミルクが口から喉へと流れこんでしまい、吸い込んだり、しゃぶるという咀嚼トレーニングを行わないのと一緒です。

 

その結果、舌の力が弱いため、【低位舌】となります。低位舌は昨今大変問題でして、身近なところでは肩こりや頭痛、不良姿勢を招き、歯並びの悪化、脳の発達や自律神経にも悪影響です。ちなみに、低位舌の状態で、肩こりだからって揉んだり、体幹を鍛えてもあまり効果を生み出すことはできません。低位舌の影響で首の骨も微妙にズレてもいます。これが諸悪の根源ともいえます。

 

でも、母乳にお悩みの方もいらっしゃるでしょうから、できるだけ授乳姿勢は、赤ちゃんを起こして、母乳での授乳姿勢を想定した状態で実行して下さい。その後、幼稚園に入ったら、硬いものを食べさせるような習慣をつければ少しはカバーできます。

  

また、この記事を読んだ時、私のように、すでに40才を超えていた場合でも、最初の一口目だけをよく噛む習慣を心がけるのと、あまり噛まなくても問題のないような消化に良い食事や調理を心がけましょう。

 

例えば、野菜はできるだけ細かく切ったり、油の多い肉料理より、魚にしたり、肉は肉でも油の少ない牛肉は消化補助になるともいわれています。栄養を多く含むスープにしてもいいでしょう。また、40代を過ぎたあたりから、肉体労働をしていない場合、さほど栄養を身体は必要としないので、質素な食事を心がけるのも大切です。

 

起こってしまった事実を嘆くより、この事実をどう対策するのかが大切です。

 

今まさに、子育てをなさっているのであれば授乳の際にはお子様の姿勢に充分注意して適切に行う事で、お子様の健全な発育をサポートできますので、お試しください。f:id:Life_healing:20191217125059j:plain整体Pro・奈良岡元

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