奈良岡整体

告知と哲学を記します

ピルは天使か?悪魔か?

ピルについて真剣に考えた事ありますか?

 

PMSが緩和し、肌荒れも防ぎ、避妊もできて、生理痛もない、生理周期もコントロールできて、月々2000〜3000円程度で副作用も最近では殆どない。

 

そんな、テレビのCMみたいなうまい話があると思いますか?

 

 では、ピルは何をしているのでしょうか?

 

それを知るには排卵と生理の仕組みを知る必要があります。特に大切なのは排卵です。排卵はどうやって起こるのかというと、『脳からの指示』で発動します。脳から指示を受けた卵巣は卵子を育て、排卵します。排卵が実行されると血中に流れる女性ホルモンの濃度で脳は更なる指示を出すという順番を毎回繰り返しています。

 

つまり

脳からの指示

卵巣や子宮が実行

女性ホルモンの循環

という基本的なサイクルで実行されています。

 

ところがピルを服用する事でこれらの基本的なサイクルは人間本来のホルモンではなく、薬が代わりにコントロールします。

 

つまり、血中にはピルから摂取した女性ホルモンが流れ、脳は既に卵巣へ指示済みと勘違いし働きません。また卵巣も実行済みと勘違い状態となります。天然(ナチュラル)の女性ホルモンの代わりに、ピルから得た人工的(ケミカル)な女性ホルモンが循環するだけです。

 

それの何が悪いのでしょう?

 

ピルを服用するということは、女性の本来あるべき能力を薬によって支配されるということは事実です。薬の副作用云々ではありません。これは断片的に捉えるべき事ではなく、長い目で見た時、本当に安全なのでしょうか?誰が保証するのでしょうか?

 

実際にピルを服用している方を整体していると、脳と腸が機能していない印象を感じます。骨盤のゆがみも普通ではない。身体の機能の一部を薬主導で働かせるとなると、身体はバランスを崩しいる事は間違いありません。

  

それでも、ピルは場合によっては必要であるかもしれません。特に働く女性や実際に苦しくお悩みの方には切実なのかもしれません。また、婦人科もピルを処方する以外、何もしてくれないという現実もあります。医療は全然万能じゃないです。

  

もし、これを読んでピル以外の方法はないのか?と考える余地があったり、ナチュラルな状態で自分を保ちたいとお考えになる方がいらっしゃるのなら、排卵や生理が『脳からの指示』であることを思い出して頂きたく思います。ピル以外にも選択肢はありますよ。全ての決断はあなた次第!誰のせいでもありません。

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早食いでギックリ腰

早食いで、ギックリ腰?中々ピンとこないかもしれません。

 

しかし、実は早食いがその原因の中でも上位だと感じます。予防も兼ねてギックリ腰とどう関係するのかお伝えします。

 

西洋では〝魔女の一撃〟の異名で恐れられているギックリ腰は、どうして起こるのか?

 

それは、腰の背骨がおへそ側に引っ張られてしまい、これ以上引っ張られまいと、腰の背骨を周辺の筋肉が腰の背骨を固定します。

 

しかし、ギリギリの綱引きみたいな駆け引きを腰の骨がしているのですが、クシャミや重たい荷物を持った時、さらに瞬発力がかかり、腰の筋肉が負けて、腰の骨の関節などの捻挫や、筋肉や筋膜の炎症を起こします。

 

これが、激しく痛い!

 

では、最初、書きました『腰の骨がおへそ側にひっぱられる』のは、誰が引っ張るのでしょうか?

 

実は腸なんです。

 

基本的に腸はお腹の空間の背骨側の奥に膜でぶら下がっています。そのため、腸の異変は腰の骨には直接的に関係します。

 

例えば早食いを日常的に行うとしましょう。早食いはよく噛まないために、食物が大きな状態で身体の中に入ってきます。総じてせっかち、時間に追われてると感じている人が自動的に早食いになります。

 

夏の暑い時期は、胃はあまり消化力がありません。ストレスフルに過ごしても胃は機能低下します。そんな時、食べ物はあまり細かく消化されず、固形のまま腸へ流れ込みます。

 

流れ込んだ固形の食べ物は、腸の内側の壁を傷つけながら先へ進みます。

 

腸の内側が傷つき、修復するため熱が発生し、その熱で腸同士がくっついてしまいます。それにより腰の骨は負担がかかってしまい(へそ側に引っ張られたり、腸が固くて腰が動きにくくなったり)、とっさの圧力でギックリ腰になってしまいます。

 

よく噛むことで、胃の負担を減らし、腸の損傷も減らせます。また、脳の活性化にも繋がりますのでお試し下さい。食事の時間が5分増えたって、脳が噛む事で最適化されているので仕事に影響も出にくいでしょう!

 

みなさんが思っている以上に、生活習慣や癖などは、繰り返し行われるため、痛みや病気の引き金になっている事は実は結構あるんですよー!

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五十肩と女性ホルモン

五十肩は肩の炎症というのが一般的な考え方だと思います。実はやや種類の異なる五十肩があります。それが肩関節の石灰化です。

 

石灰化は50代女性が発症します。最近では40代でも起こる事もあります。

 

要するに石灰化は肩の骨の形が変になってしまい、関節の中に石ころみたいのができて、ひっかかって動きにくいというものです。

 

こうなると厄介です。整体では時間を要します。肩が上がらない時間が長いのは中々のストレスです。病院で処置をするとそれなりに解消しますが、対処メインの処置なので、また再発する可能性が充分にあります。

 

でも、原因が何か?なぜ40〜50代女性に多いのか?

それは『女性ホルモンが減った』からです。

 

女性ホルモンは大きく分けると2タイプありますが、今回のはエストロゲンという卵巣から出るホルモンです。

 

エストロゲンは女性にとって様々な恩恵をもたらします。妊娠もその一つです。他にも脳、心臓、乳房、皮膚、骨、子宮、肝臓などで良くも悪くも働きます。

 

良くも悪くもというのは、増えすぎると、例えば乳房では乳がんになります。子宮では筋腫になってしまいます。適切に働けば、骨が強くなり、皮膚も水々しく、血管も詰まらないように身体を整えてくれます。つまり女性という存在にきちんと向き合えば、エストロゲンは心強い守り神となります。

 

今回の五十肩のケースだと、エストロゲンが減ると、骨のガードがゆるみ、骨の成分がどんどん血中に流れ出てしまいます。そのため、骨がスカスカになり、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)となります。その血中に流れてしまった骨の成分が肩に溜まってる固ってしまって、それが引っかかる事で肩があがらなくなります。

 

でも、これは加齢によって必ず起こるわけではありません。若い時に身体をケアしておけば、このような状態にはなりません。

 

しかし、実際に仕事をしているとそんな暇や余裕はないかと思います。そのために私のような整体があるのではないでしょうか?薬を飲んでも、警報機の音を消しているだけで、警報は鳴り続けているんですよね。

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五十肩と神経伝達

いわゆる五十肩、最近では四十肩さんもチラホラ。

 

7割以上の肩が右肩が上がらなくなります。吊り革を持とうとしたり、シャンプーする時、肩に痛みがあり挙げにくくなります。実際に肩も下げた状態から100度くらいしか挙げられない状態です。

 

病院では腱板断裂だとか、石灰化(骨みたいなので肩の関節が固まってしまう)だと申告を受けるかもしれません。でも、なぜそうなるかは現代の医療ではハッキリはわかっていません。てか、だいたい原因はハッキリわかってないという症状が殆どですね。

 

とはいえ、身体を触っていると、なるほどなーという事は実は山ほどあります。でも医療やビジネスなんかもそうだけど、数値とか統計とかって大切なのわかるんだけど、頭だけで考えないで、実際に触れて、手にとって感じたアナログ情報の方が情報量が多いんですがね。

 

僕が五十肩で感じる特徴的なのは2つ!

『首の骨が曲がっている事』

『ホルモンバランスが乱れている事』

 

今回は首の骨が曲がっているタイプについてお伝えします!

 

そもそも肩甲骨と上腕骨がシンクロして動けない状態です。どういうわけか上腕骨だけで動こうとします。これを放置して無理に動かし続けると、それこそ腱板断裂が発生します。

 

実は腕を真上に挙げるという動作は、腕をぶら下げた状態からまさに横に100度くらいでは肩の関節で動き、肩甲骨へバトンタッチ。それから先の頭に着くまで手を挙げるのは肩甲骨が担っています。ちなみに腕というのは肩甲骨と鎖骨まで含まれます!

 

首が曲がっている方は、神経の伝達がうまくいかないから、鎖骨と肩甲骨が動かなくなりやすいので挙がらない。でも、これがまた、首が曲がっている原因が肝臓だったりするとレッドカード!ホルモンバランスも崩す可能性あり・・・

 

時間をかけて、少しづつ首の歪みを解消し、肩甲骨と上腕骨の連携した動作をリハビリすればおおよそ解消します。でも時間はかかります。

 

ホルモンバランスからの五十肩についてはまた次回!

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肩こりの真実・最終回

頭の位置が身体の前にある時、ストレスで脳が疲れちゃった時、肩こりしますよ!ってことでしたが、今日は最終回!

 

肩こりの真実・最終回

『肝臓が疲れ果てている』

この場合、右目の視力低下、眼精疲労、右肩こり、右肩甲骨の違和感、生理痛、排卵時不調、右肘の痛み、鼻炎(花粉症)、呼吸浅い、などの症状も複数あります。また、肩こり段階で手を打たないと、実は!乳がん子宮筋腫につながります。逆に肝臓がんなどはよっぽど不摂生をしない限り大丈夫かと思います。

 

また、女性の場合、排卵直前は肝臓が疲れやすく、腫れやすいため、右肩に違和感を感じやすいです。これは肩が原因ではないため、揉んだり、伸ばしたりしたい気持ちはわかりますが、肝臓のケアに徹しましょう!

 

じゃ、肝臓のケアとは?

動物性の脂の摂取量を減らし、添加物や着色料のついたものを避け、甘いものは排卵直前は数日摂らないのがベターです。

要するに和食みたいのちゃんと作って食べてよってこと。

本当は、酒は厳禁!だけどやめられないなら、せめていいお酒飲んでくださいよーケチな泡ビールみたいのは身体に良くないですよ。日本酒とかだったらありなのかな?と。質より量みたいな飲み方ってダセェなと。

ちなみに、排卵直前と、生理前、生理中はゆっくりと静養するのがベストです!

そしたら働けないじゃないか!!

と仰るかもしれませんが、本質的には女性はそのような設定だというのだけは記憶の片隅に留めておいて頂けるといいかなと。

男も女も仕事や家事はできるけど、妊娠は女性しかできない。神事です。僕は妊娠してみたいけど絶対できない。女性って唯一無二の存在なのに、わざわざ男社会と同化する必要ないんじゃないかなと。勿論。産まないという選択肢だって全然ありです。でも、女性の存在は大いなる自然です。ちっぽけな社会とはスケールが違うわけです。

 

肝臓不調の肩こりは、食事と休暇のコントロールができれば、特に整体を必要とはしません。

しかーし、そうは簡単にコントロールできないのも人間です。

嫌な事があれば何らかの快感を欲するし、好きなものを減らすことなんて苦行でしかない。僕なんて、コーヒーとチョコレート、ダメ、言われたらガッカリしちゃうわー

だからこそ!整体があります!!

勿論、整体を受ければどんなに不摂生しても構わないわけは断じてありません。

でも、今どんな状態なのかを客観視できます。また、脳の整体・ブレインハックでは、自分自身が何が身体に合わず、肝臓が疲弊するのかを簡単に調べる事ができます。あれもこれも節制するより、これだけは減らそうというようなアドバイスができます。

 

 

少数派

・薬を飲み続けると肝臓が疲れ肩こりになります

・特に甲状腺関係、喘息関係、ピルは顕著に身体全体が固くなります。

・便秘は肩こりになります。血液が汚れているためです。

 

要するに、なんで肩こりになったのか?であなたがすべき事が何か全然違うんです。

その見立てこそが、プロ整体師の技術です。ぜひご堪能あれ。

 

これらを参考の、肩こりのない健やかな日々をお過ごしくださいね!

 

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肩こりの真実・エピソード2

前回、肩こりは『肩がこり固まっている訳ではない肩の不快感』とお伝えしました。つまり、感覚的な不快感が肩周辺にあるという状態です。決して肩に問題があるのではありません。前回の記事では肩に負担がかかっている状態についてお伝えしました。

life-healing.hatenablog.com

 

肩こりの真実・エピソード2

『頭蓋骨が歪んでいて首が捻れている』

 このタイプの肩こりは頭痛も感じる場合が多く、偏頭痛、耳鳴り、めまい、低気圧での不調もある方が多い。

まず痛みと不快感というのは別の感覚で、痛くて我慢できないような激しい痛みと、慢性的でどことなくダルい、重い、と感じる不快感とは神経の伝達の経路が異なっています。

前者痛みの場合、即、脳へ伝達される危険信号です。しかも実際に痛いところに何らかの損傷がある可能性があります。

しかし、後者の慢性的なダルさや不快感は、伝達速度も遅く、実際は患部に不快感の実態がない事が殆どです。単に脳が抱えた疲れや不調を身体に責任転嫁している可能性があります。また、この伝達は複雑な経路を辿り、認識されます。例えば、辺縁系と呼ばれる海馬(記憶の整理)や扁桃体(不安や恐怖を感じる組織)を経由しています。

つまりこの手の肩こりの原因は・・・

精神的なストレスにより、脳が暴れている状態です。

この時、わかりやすく脳は変な動きをし、その影響で頭蓋骨も捻れる圧力を受け、耳周りと、後頭部の骨が歪んでしまいます。この骨が歪むと、すぐ下にある首の骨は頭蓋骨の歪みを受け止め、捻れたり、ズレたりしてしまいます。

残念ながらセルフケアでは困難です。このタイプの肩こりの場合、肩を揉んだり伸ばしたら全く肩は関係ないので悪化するだけです。痛みや会館で不快感を誤魔化しているに過ぎません。

 

この手の肩こりには整体が必要!

このようなタイプの肩こりを緩和するにはしっかりとした技術と経験が必要だと考えます。ぜひ、ご相談ください。多くの場合、ストレスが悪いんじゃなくて、脳や身体がストレスを受けやすい身体に変わってやっているんですが、それは脳の整体・ブレインハックでほぼ完治できます。

 

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肩こりの真実・エピソード1

整体を受けて頂く方のほぼ全員は『肩こり』だと仰います。しかし、私が確かめてみると、殆どの方が肩がこったり、硬くなっているわけではありません。私は10年以上人の身体を診させて頂いて、肩こりだと仰って、実際に肩が硬い人は20人に1人程度だと感じます。でも、患者さんは肩に不快感を感じています。この事実を分析すると、『肩こりは肩がこっている(硬い)わけではない肩の不快感』だと言えます。では一体に何が起きているのでしょうか?

 

肩こりの真実エピソード1

『頭の位置が身体より前にある!』

半分くらいはこの状態です。頭部は約5Kgあります。その重さを背骨、骨盤、足で支え、分散し、地面に受け流す事ができます。したがって、頭の上に重いものを乗せても大丈夫なのです。

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しかし、殆どの日本人が舌が弱く、目が悪くなる生活習慣を送るため、頭が身体の前に出てしまいます。そうすると、5Kgある頭の重さが肩にかかってしまいます。肩は前に出てしまった頭の影響で重心が前に移るので、前のめりに倒れないように支えるために緊張します。

 

舌を強くする『あいうべ体操』を行えば舌はだいぶ強くなりますし、舌の位置を定位置に戻して上げるだけで随分改善します。舌の定位置は上の歯の歯茎からもう少し上で舌で触れる一番高いところです。鼻づまりや鼻炎にも効果的です。

 

つまり、頭の位置が問題なのであって、肩はそのツケを払っているに過ぎません。この状態で肩を揉んだり伸ばしたりして弛めると、肩は支える力を失い、単純に背中や腰が今度はツケを払い、背中の痛みや腰痛、骨盤の歪みを引き起こします。

 

この原因からの肩こりの場合、整体に来ていただくと、頭の位置を整えるだけで10分もあれば治り、アフターケアまでご案内できます。上の説明だけではわからない場合や、より詳しく姿勢や歩行での注意点などを聞きたい場合はご相談ください。

 

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