奈良岡整体

告知と哲学を記します

Let it be

『好き』『嫌い』を雑に扱っていませんか?

 

物事の判断基準を『好き』『嫌い』で決めてしまうと、不幸を招き、幸福から遠のくばかりか、機会損失する一方です。結局苦しくなって病気になるんだと思います。それはなぜか?

 

好きか、嫌いか、の判断は既に一度は実体験があることのみ該当します。また、もう少し現実的に考えると、数回自ら経験し、対象をある程度理解した上で好き、嫌いと初めて『本質的な好き嫌い』が生まれます。一度の経験で全てがわかる人間なんていませんからね。

 

世界には似たようなモノ・コトはあっても、同じモノ・コトは基本的に存在しません。

 

例えば、リンゴが二個、皿の上にあったとしても、それは同じリンゴではありません。似たような赤い球体が2つあるのが正解です。つまり、同じモノはありません。それはお皿などの既製品でさえもそうです。

 

リンゴが好きだとします。なぜ好きなのかというと、歯ざわりやほのかな酸味が好きだとします。皿のもう1つのリンゴも同じ味がするという絶対的な保証はありません。もしかしたら、すごく甘いかもしれない。歯ざわりも多少違います。

 

ほのかな酸味が好みの人からすれば、同じ皿の甘いリンゴは好きなのでしょうか?好きだとすれば、酸味が好きが嘘になります。そうやって人間は小さな矛盾を作り、知らずに嘘をつくのです。

 

もう、お分りいただけたでしょうか?

 

つまり、同じモノ・コトが存在しないこの世界において、『好き』『嫌い』は過去に囚われているだけで、目の前の今を見ていないのです。そんな目隠し状態で、正しい判断なんてできると思いますか?

 

Let it be、流れに逆らわず、まずは今起きているコトをそのまんま受け止め、体験してみは?

f:id:Life_healing:20191007185127j:plain脳から身体の不調を整える整体

『ブレインハック』

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