a specific remedy（特効薬）

私は10年以上

療術や手技療法に携わりました。

10年以上、人間という生物が

どんな生物なのかを

様々な角度から観察して

今思うことは

万人に効果のある術は

この世には存在しないということ。

先進的かつ高度な医療が

果たして人間に本当に必要なのでしょうか？

それはあくまで予防をしない

という前提なら必須なのかも知れません。

それで救われる命も沢山あります。

しかし

予防というものに

あまりにも無関心な事が

とても大きな問題です。

予防というのは

玄米を食べることでも

野菜を食べることでも

お酒を控えることでも

ありません。

食事や運動に気をつけることは

動物本来の機能を維持するために

必要不可欠なのは事実です。

それ以上に大切なのが

自分自身に自ら気付く事です。

人生の中で

ひとつたりとも矛盾を作り

欲求不満を続けるべきではない。

殆どの人が

なぜ肩が痛むのか

なぜ病んだのかを知らない。

いや、知ろうともしない。

自分のことなのに？

自分の生命を、

高度な医療という他人に任せるより

自分のことは自分で日々気付くこと

これが大切だと思います。

自分自身に対して気付くためには

マインドフルネスや瞑想は

特効薬です。

感情的なことに振り回されるより

何を食べたのか？

何を飲んだのか？

どんな感情ですごしたのか？

どんな欲求をかかえたのか？

よく自問自答するのが先だと

私は思います。

今起こってることの全ては

そこに答えがある。

答えが出たなら

それを辞めればいいだけ。