奈良岡整体

告知と哲学を記します

吸収されないサプリ

サプリメントといえば、不足のある栄養素や成分を錠剤等で補う事ができる『食品』です。実際は法の関係上、痩せるとか、膝の関節が良くなるというように表示する事が出来ません。(あくまでも栄養補助食品なので食べ物なんです)

 

でも、サプリメントを見かけるたびに、私的に、どうなの?と思うものがとんでもなく多いの驚きを隠せない。

 

サプリの代表格といえば、ビタミン系のもの、コンドロイチン、グルコサミン、コラーゲンなどではないでしょうか?

 

ビタミンを沢山口に入れても、必要な分だけ摂取して、あとはそのまま消化されず、腸を素通りします。身体にとって必要な分しか吸収しないのです。

 

また、ビタミンはB.C.A.D.Kと様々な種類があり、多くの機能をサポートしていますか、自分自身の身体にどれが必要か?というのをどうやって知るのでしょうか?本当は誰も厳密にはわからないと思いませんか?

 

コンドロイチンやコラーゲンもそう。確かに軟骨や皮膚の成分ではあるものの、多く摂取したからとって、確実に軟骨や潤いなどに変換されるわけではありません。必ず肝臓で分解されます。もし、仮にコンドロイチンが膝の軟骨を再生するとすれば、どのくらいが適量か、私達は理解できるのでしょうか?

 

販売元は効果ばかりを謳います。そりゃ売りたい方の熱意って、ただ佇んでいる真実より、よっぽど情熱的ですから、目に入りやすいですね!真実は探さなきゃ見えないけど、売りたい情熱は勝手に目に入ってきます。

 

よーく考えれば矛盾だらけのサプリメント。なのに、なぜ売れるのか?ここで問題なのは、『人体を機械のように都合よく捉える現代人の思考』なんだと思います。

 

身体にいいから、ビタミンを多く摂取しよう。とか、膝が痛いので、コンドロイチンを!とか、全く機械的な発想です。現代人は『手間がかからない』ものを好みます。しかし、身体は自然や地球と同じく手間がかかるもの、なのです。そんな都合よく日々の不摂生を帳消しにはしてくれません。

 

手間とは所謂プロセスです。手間と思わずにプロセスを楽しむ事。そして丁寧なプロセスの先には自ずと必要な事が体内で自動的に実行されます。それは仕事も日常も一緒ですよね?

 

決してサプリメントのアンチテーゼではなく、機械的に都合よく身体を捉えてしまう根本的な思考が大問題なのです。

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脳から身体の不調を整える整体

『ブレインハック』

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