アラフォーからのストレッチ
何かと自分自身の変化が表面化するアラフォー。これを老化と考えるより、変化と捉えて頂きたいと思います。人は生まれてから死ぬまで目に見えない小さな変化を繰り返し、死に向かいます。変化を老化と捉えると、若い頃が素晴らしく、歳を重ねると劣化していくという概念を脳は無意識に固定化してしまいます。歳を重ねるって、そうじゃないんですよ。
40代に差し掛かるあたりで是非行って欲しいのがストレッチと瞑想です。今回はストレッチについてお伝え致します。
ストレッチというと、筋肉や関節を伸ばすという固定概念が間違って刷り込まれているかと思います。それはスポーツなどの非日常の動作を和らげるためにあります。では、日常的にスポーツを主な活動としない、一般的な生活が主体になる方にとって、筋肉を伸ばす必要はありません。
大切なのは、『緊張を手放す事』です。
筋肉を伸ばすという動作は縮んだものを伸ばすために、負荷をかけます。しかし、緊張を手放すというのは、緊張に気づき、自らの身体に停滞した緊張を身体の外にリリースします。
同じ前屈をしてもぐーっと伸ばすのではありません。だらーんと、ただ力を抜くのです。
そうは言っても40過ぎた男性が、身体がゆるゆるになるとは思えません。またゆるゆるになる必要がありません。むしろちょっと緊張感がある身体の方が戦えるし、責任感や覚悟は身体の硬さに現れます。そのため、男性のゆる過ぎる身体は好ましいとはいえないと私は考えています。
だから、人と比べたり、集ってヨガをしたりする必要はなくて、少し緊張を手放すだけでいいのです。それは学生時代、体育で行なっていた体操で結構です。
ポイントは伸ばさない!緊張を手放す!それにはゆったりと深い呼吸と共に、緊張をリリースして下さい。
40歳あたりから、人間の脳は雑食を好まなくなり、必要な能力だけが太くなります。物忘れが激しくなるし、言葉も出てきません。でも、忘れたもの、出てこないものを出す必要はありません。それはあなたには不要な言葉や出来事なのです。
このような脳の働きの影響もあり、身体もパターン化された動きに特化してしまいます。そのため、特定の筋肉だけが使われ、他は不要になり、弱くなります。脳内と身体は同期しているため、コントラストがはっきりしてくるので、身体が硬く感じるのです。
だからこそ、緊張を手放すストレッチが功を奏します。
パターンが強化されれば専門性は増しますが、度が過ぎると頑固になります。頑固になるのは硬さなんです。硬さは緊張が生み出すもの。
少しだけ肩の力を抜いて、緊張をリリースするだけで、専門性が広がり、柔軟な専門性を獲得できる身体になれるように思います。
毎日10分でいい。とにかく続けること。お酒に負けないで、続けること!自分でやる気になること!それもできる男のうち!
脳から身体の不調を整える整体
『ブレインハック』
ご予約はホームページから!