奈良岡整体

告知と哲学を記します

Problem or Issue

問題という言葉を分解すると

1・解答を求める問い

2・討論・研究し解決を要する事柄

3・困った事柄

4・世間が関心を寄せる事柄

と4つの意味があります。

 

私個人の感覚では

問題と聞くと、1か2の反応が起こります。

ほぼ自動的に反応してしまいます。

 

これは大変な間違いだったと

自分自身に最近よく問いかけている。

 

1、2と

3、4では

大きく意味が違います。

 

1は答えを出すという意味

2は解決案をまとめるという意味

3、4には答えや解決策は論じず

事柄そのものです。

 

世の中には

1のような意味で使われる問題は

数学的な世界でしか通用しない。

2は社会的には討論されているが

これまた答えがでない(まとまらない)

3、4においては

答えとは切り離されている。

 

つまり

数学以外の世界では

問題とは解決するものではない。

 

私の脳はどうも数学的な発想である。

これは大変個性的な発想であり

一般的ではない。

 

皆さんが毎日、問題だと感じること

それには実は答えがない。

つまり物事には答えがない。

(数学的にはあるけど)

 

答えがないような問題に

果たして悩む必要があるのだろうか?

 

即ち、問題は事柄であり

事柄は変化を生む

ただそれだけのこと。

 

これは宇宙の法則にも等しい。

 

宇宙ができた時

インフレーションが起きた

これは問題なのか?

いや事柄である

つまり変化である。

 

インフレーションは

ビックバンを誘発したが

これも事柄であり変化である。

 

その病気や苦悩は

事柄であり変化である。

正確には変化の積み重ねである。

 

事柄は変化により生まれるなら

その病気や苦悩という問題は

変化により事柄となる。

 

でも

たったひとつ

問題と言えるものがあるなら

変化を恐れるという事だけは

1的な答えがある問いだ。

この一歩は宇宙でいうビックバンだ!

そう思うのです。

 

 

ちなみに

problemは解決すべき問題

issueは討論されるべき問題

日本ではissue的な感覚が多いですね。

 

 

 

ヒーラー・奈良岡元

www.naraokahajime.com