呼吸が浅いと損をする?
呼吸が浅い!という実感がある方は少なくありません。かといって深くしようと意識してもそんなに急に深くはならない呼吸。落ち着かないとすぐに浅く早くはなるものの深くはならない呼吸。これはどうしてなのか?
それは舌の力が弱いからです!
勿論、他の要因もあります。例えば体液循環不良や、鼻がアレルギーで詰まっていたり、横隔膜に緊張があったり、色々あるけど、一番は舌の位置でしょうね。
舌の正しい位置は上の歯のやや奥あたりだというのは概ね最近では知られていると思います。
この正しい位置に舌があるには舌の力が必要です。
舌が正しい位置にある事で、喉が開いた状態になり、空気の通り道を大きく確保できます。しかし、舌が下の歯の中に収まっていると、舌は喉の空気の通り道を小さくしてしまいます。そして、口呼吸がしやすくなります。
口呼吸は鼻呼吸より空気が入りにくいし、衛生上よくありませんし、アレルギーを起こしやすい状態になり、鼻が詰まるという悪循環につながります。
また、舌が弱い人は、赤ちゃん時に哺乳瓶育ちの方が多いです。
しかし、舌の力が弱いのは舌をトレーニングする事である程度解決できます。
呼吸が浅いという状態を克服するのは呼吸への意識ではなく、舌への意識とトレーニングです。
つまり、呼吸が浅い方に、呼吸のトレーニングを促したところで、あまり効果が期待できないのです。
ちなみに、呼吸が自然に深い呼吸ができる事で、内臓や脳は活性化し、便秘改善、肝機能の正常化、ホルモンバランスや自律神経も調和するので、いいことだらけ。病院やマッサージにいく回数も随分減りますよね!
まずは、舌を正しい位置につけて生活する事を意識して習慣化し、呼吸の恩恵をしっかり受けてくださいね!
脳の整体では、舌に関する神経や顎や鼻中隔のズレなどを調整し、より呼吸しやすい環境のサポートができます。
PRO整体師 奈良岡元
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