奈良岡整体

告知と哲学を記します

過呼吸・パニック症を克服するには?

整体をしていて、『過呼吸』で悩んでいらっしゃる方は実は多いです。過呼吸からパニック症に繋がることも多く、命に別状はないとはされていますが、心地が良くないし、やっぱり不安かと思います。

 

まず、過呼吸の原因ですが、医学的には精神的な不安や緊張が原因だといわれています。これって病気じゃないけどしんどい全般に当てはまるような原因です。

そもそも、呼吸というのは脳で厳格にコントロールされています。しかし、まさに不安や緊張に直面すると、ホルモンや自律神経が過剰反応し、身体が戦闘モードになります。呼吸はテンポアップし、早くなり、血中の酸素が増え、炭酸ガスが増え過ぎてしまい、脳はこれ以上呼吸をするな!と指令をだし、脳と身体の辻褄が合わなくります、身体は矛盾を感じ不安を増幅させパニックになるという仕組みです。

念のため、応急処置としてはペーパーバックといって、紙袋で口をしっかりと覆い、履いた空気を再度吸う事で脳の呼吸抑制を緩和する事ができます。

 

もうちょっと具体的に考えてみましょう。

『不安や緊張』というのは『不安だから緊張する』が実質的な表現だと思います。では、なぜ不安になるのか?それは前頭葉というおでこにある脳が散漫な活動をするからです。不安は扁桃体という脳の中心部にあるそら豆大の組織が反応します。しかも過敏に反応します。それがジャングルで捕食され続けたホモサピエンス(人間)の危険を回避する大切なセンスだからです。しかし、過敏に反応して実際に身体にも影響を与え続けると身体は疲弊します。そのため、前頭葉というおでこの脳が状況を出来る限り的確に把握し、今は危険ではないと瞬時に扁桃体の活動を牽制します。そのため、本来は不安に支配されないのです。

しかし、前頭葉が散漫な働きをしていると、扁桃体への牽制を怠ります。そのため、野放しに扁桃体が過敏に活動し続けるのです。

なぜ、前頭葉が散漫になるかというと、呼吸が浅い事、よく噛まない食生活、不規則な生活をしている事、脳をマルチタスクに働かせる事が原因です。

脳の整体で、このような脳の状態を整えるだけでも、随分予防できますよ!

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脳から不安や緊張を和らげる整体『ブレインハック』

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