奈良岡整体

告知と哲学を記します

温めたって治らない冷え性

手足が凍えてしまう冷え性。なんだか冷えると気持ちも落ちるし、不妊にも繋がるといわれているので不安にもなりますね。しかし、冷え性はどういう現象なのでしょうか?そしてどう対処すべきなのか?

まず、冷え性と低体温は異なります。冷え性は手足の末端が冷えている事です。低体温はそもそも体温が低い事です。

 

 

【低体温とは?】

低体温はあまりよくありません。個人差や年齢差もありますが、成人であれば36度〜37度未満だと問題ないと思います。36度以下の体温が数日続いている場合は低体温といえます。

低体温になると、免疫が低下し、がんが発症しやすくなり、太りやすい身体になります。

低体温を改善するには、運動、食事、生活環境など人間の基本的な生活を整える必要があります。また、脳の一部の体温管理をしている部位があります。そこは自律神経と関連していますので、自律神経を整体でも整えると適切かと思います。整体は客観的にあなたを分析できますし、何が足りてないのかは脳の整体・ブレインハックではすぐにわかります。

 

冷え性とは?】

冷え性は単純に血液の循環不良です。身体の芯部の体温は40度以上なのに、足先の皮膚まで循環しなかったりすると、冷たく感じます。

昨今、大変偏った考え方が氾濫しています。それは『ひたすら温めるという事』です。病気を患っている方やご高齢の方は筋力や自律神経の働きが問題があるため、外部から温めるという行為は必要かもしれません。冷えとりなど大変効果的です。

しかし、病気ではなく、働き盛りの20〜50代は冷えとりや温める必要がありません。効果がある確率より、逆効果になる確率の方が高いと考えられます。

まず、よもぎ蒸しは身体の一部を温めるので、結果的に冷えます。長時間の半身浴や入浴は腎臓に負担がかかり、血液や血圧に問題が生じ、結局冷えます。

逆に足は冷たすぎない水に3分程度浸けてみて下さい。脳から自律神経が働いて、足がポカポカになりますよ!(自律神経の調和にも有効)

また、冷えとりの靴下などは間違いではないのですが、締め付けてしまう場合があり、その場合は逆に循環不良を起こし、冷えになります。また素材を間違うと肌荒れも起こします。下着の締め付けを大敵です。締め付けが冷えを生みます。

 

【全てに有効な方法は?】

ズバリ!深呼吸!あまり細かいことは考えず、ゆっくりと深く呼吸をしましょう。3分程度行い、身体が心地よく感じるまで行いましょう!コツがあるとすれば、胸だけで呼吸せず、背中まで空気を入れて、背中からも吐き出すようにイメージしながら行いましょう!

 

【まとめ】

冷やすから温める、というのは心理的には当たり前のことなのですが、やはり何故冷えているのか?という状態の把握が必要です。それぞれの状態に見合った方法を選択しないとリスクだけが増えてしまいます。ただ、深呼吸はノーリスク!自分自身ではわからない場合はぜひご相談ください。

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