共鳴する脳
脳は、見ただけで実際に体験している時に働く脳のエリアが反応します。例えば、コーヒーを飲んでいる画像や映像を見たとき、実際はコーヒーを飲んでいない傍観者の脳は、コーヒーを実際に飲んでいる際に働く領域が活発に動きます。この作用は『ミラーニューロン』だと考えられています。この脳の機能、すごいと思う反面ゾッとしませんか？
例えば、悲しい映像や画像を見たとしましょう。その際に実際に体験はしていなくても、その悲しさと同等の反応が脳では起こります。つまり、悲しい映像を見ただけで、脳はストレスを受けるといえます。映像や画像は直接的なものではないため、情報量という面では実際、目の前で起こった事に比べコンパクトです。（だから、情報量の多い現実を見ずに、スマホに首ったけなんだろうなとも思う）
では、現実的な世界にある膨大な情報量に触れたとき、脳はよりミラーニューロンを働かせて、共鳴し、同期していきます。これってすごい考えさせられます。というのは自分が誰と会うか、どこに住むのか、誰と仕事をし、誰からどんな報酬をもらうのか、というのは脳に刻み込まれ、共鳴し、同期します。（つまり悪いことをしたら神様（脳）はお見通し！なんですよ）
人は情報（刺激）を五感から入力し、脳の前側で行動や言動などで出力されます。つまり情報が人生を左右するといっても過言ではありません。（悪事はブーメランのごとく自らの行動で返ってくる！）
だからこそ、どんな情報（刺激）に接するかが重要ではありませんか？
あなたが住む街、あなたが接した人、あなたが触れた物が、あなた自身を作っています。だからこそ僕は自分なりに、住みたい街、接したい人、触れたい物を真剣に時間をかけて吟味し、妥協せず選択します。その選択が脳（自分）に健やかさも、やさぐれも持ち込みます。
あなたのその選択、ガチで真剣なものですか？
