奈良岡整体

告知と哲学を記します

骨盤の真実

骨盤のことを殆どの方が勘違いしています。骨盤矯正は場合によっては大間違いである事の方が増えてきているように思います。人の身体の状態は変化し続け、時代により習慣も変わります。しかし、変わることのない普遍の基本もあります。そのひとつが骨盤です。

 

 

骨盤が歪むと何が起きるのか?

生理痛、不妊PMS、腰痛、膝関節痛、便秘、腸ヘルニア、などが直結していますが、他にも肩こりや頭痛など様々な不調に結びつきます。

 

骨盤の歪みとは?

殆どの間違った骨盤矯正や骨盤ケアは、何事もまっすぐや平行にしたり、骨盤だけをみて、歪んでいると判断します。しかしそれが大間違い。骨盤はあくまでも身体の一部です。身体の全体像を把握した上で、その全体像とはベクトルが違う状態を歪んでいるというため、骨盤だけ見ては木を見て森を見ず、判断がつきません。従って人により歪み方は違うし、正解も微妙に違うといえます。勿論、おおよそこうなるという形はありますが、それを固定概念化するのは間違いに繋がります。ちなみに、左右対称な骨盤は90%以上の確率で歪んでます。歪んでないものを歪ませた可能性もありますよ。お気つけを!

 

自然に歪んでしまう時

女性の場合、生理時には少なからず変化します。その変化に身体がマッチしていれば気にすることはありません。しかし、知らぬ間に受精している場合、骨盤は大変不規則に変化します。この繊細な時期に締め付ける骨盤矯正などは避けるべきでしょう。着床すれば骨盤はさらに弛み変化します。また、便秘でも歪むし、内臓の疲れや、ストレートネックなどでも歪みます。また、骨折、靭帯損傷などでもバランスを崩しますし、手術経験のある方も歪みます。

 

深呼吸セルフケア

普段の呼吸より、深く長く行うのが深呼吸です。吸う息で思いっきり身体全体を拡げましょう。とくに、両脇の腰骨が開くように意識します。吐く息では、さらに長くゆっくり脱力し、全身の緊張を手放しましょう。そうする事で、吸う時歪みは修正され、吐く時の脱力で調和、定着します。簡単な歪みでしたら、深呼吸で充分改善します。秒数は関係ないので、いつもより深く長い呼吸を身体がリラックスするまで続けましょう!

 

まとめ

骨盤の歪みというのは、身体全体との不調和のため、身体の全体像を把握してはじめて確認ができるものです。深呼吸を行う事で自分自身でケアする事ができます。

 

f:id:Life_healing:20190901103031j:image

www.naraokahajime.com