奈良岡整体

告知と哲学を記します

カラダが硬いということ

とにかく身体が硬い方がたまにいらっしゃいます。皮膚というか質感が硬い。関節が硬いとは別のケースです。こういう身体全体の質感が硬い場合、呼吸は浅いし、どこかしら痛みもある。こういう方に対してリラックスして下さいねーなどという声かけは焼け石に水である。ましてや無理矢理ほぐそうとして押したり揉んだり伸ばしても、やはり意味がない。どうしたらいいのだろうか?

 

 

脳と腸が緊張している

緊張しているのは間違いない。では何が緊張しているかというと、脳と腸な事が多い。長年、脳の事を研究していますが、なんだかキュッと硬くなっている事がある。そして、このような脳のキュッとした緊張と小腸がシンクロするかのように頑なになっている。脳は神経で皮膚と繋がってますので、皮膚は脳の延長線上ともいえます。

 

 

脳は動く

ホントは脳は面白いくらいに動いています。しかし、この手の緊張感の方は殆ど脳が動かない。眼球の圧力も強く、常に臨戦態勢という状態です。これは交感神経が強く、脳が疲弊しているけど、緊張がとけない状態です。

 

 

脳の緊張感から解放されるために

この手の緊張感が強い場合、辺縁系という大脳と、間脳の間あたりにある情動領域の脳がオーバーワーク傾向です。まずは興奮させる音楽やテレビは消しましょう。辺縁系の近くを通る耳を触るとだいたいガチガチです。耳をお好みの香りのオイルを使って優しく揉んだり、耳たぶを優しく外側にゆっくりと引っ張ったりすると効果的です。耳がゆるむと不思議と骨盤も弾力が復活し、腸も少し柔らかくなります。そのまま入眠して頂けると効果倍増!オススメです。

 

ちなみに僕はMarks&webのオイルが好きです。ペパーミントが大好きです。オススメ!

https://www.marksandweb.com/store/oil/r/r1010/

 

 

例外もある

これは薬の副作用です。特に喘息時のステロイド甲状腺の治療薬などは身体が硬くなる傾向が顕著です。もし、服用中なら、薬の影響なので、治療後少しづつ緩和します。治療後も緩和しない場合、肝臓や腎臓を整えると緩やかに身体の弾力が戻りますので、ご相談下さい。

 

まとめ

身体全体の質感が緊張している時、耳を優しく揉んだり、ゆっくり外側にひっぱってみましょう!お薬を服用中の方は身体が硬くなるので、治療後も弾力が戻らなければブレインハックが身体の緊張から解放します。

 

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