奈良岡整体

告知と哲学を記します

便秘

便秘にならない人は病気になりにくいといっても過言ではない。排泄が滞りがなく、状態も良好だという場合、口から肛門につながる一つの長い管が正常に働いていると大まかな評価ができます。逆に下痢をしたり、便秘をしたりする場合、どこかで機能が果たせていないことが考えられます。

 

 

便秘は不調の重要なシグナル

便秘の場合、初期症状は腰痛、頭痛、肩こりを招き、それを放置すると糖尿病、腎臓の不調、不妊パーキンソン病甲状腺機能変異、うつ病、大腸がんや腫瘍として発症している場合もあります。逆にいうと、放っておくと、病が大病を招くことになりかねません。そのため、早めの対処が必要だと考えられます。

 

How long 便秘?

どのくらいで便秘といえるのか?というのは一般的には3日に一度も出ないと便秘にカテゴライズされます。でも、そういう概念に惑わされていはいけません。大切なのは食べた分、ちゃんと出たのか?です。大量に食べたのに、その日は一度も出ないのは立派な便秘です。そう考えると、便秘率って結構高いと思いませんか?

 

ウンチをリスペクト!

ウンチは汚い!という発想は大変良くありません。ウンチは食べたものと、体内の成分です。食べ物の中のこれ以上栄養と水分を吸収できなくなった物です。つまり、栄養がない物です。またウンチの色は元々はヘモグロビン由来なので血液です。腸内細菌なども混じってますが、7割程度水分です。ウンチが悪臭だ!汚い!と思うのは大間違いで、それは食べたもの由来です。(屁はちょっと罪深いけど)でも、まぁ確かに臭い時はありますけどね・・・ちなみにジャンクフードは殆ど栄養がないゴミに味がついているだけです。それって味付きウンチですよ。栄養殆どないんだから・・・

 

便秘対策

排便のゴールデンタイムは午前中

排便は午前中に行うのが最適です。ある程度規則的に生活している場合、サーカディアンリズム(体内時計)は午前中・排泄とプログラムされています。それでも朝時間がないという場合は、少し早く起床しましょう。そのためには早めの就寝が大切です。早めの就寝をするためには早めの夕食が肝心です。もしくは夕食は食べない。逆に朝食は諸説ありますが、僕は食べることをお勧めします。朝食を食べると、胃腸が活発になります。噛むことで脳が活性化され、なおかつ、胃が活発になれば、同じ管にある大腸も恩恵を受けます。トコロテン方式ですが、出ないよりは出す習慣が大切です!

 

デスクワークは便秘になりやすいの要注意!

座りっぱなしのお仕事は、腸の動きが悪くなります。ただでさえデスクワークは排便しにくいのに、休日を朝から忙しく行動してしまうと、交感神経が高まり、排泄モードはログアウト状態です。しっかり午前中はゆったりと過ごし、部屋でヨガをしたり、のんびりお白湯を飲んだり、好きな音楽や香りでリラックスしてください。また出なくても便座に座ってみるのも大切です。排泄は習慣が大切です!辛くても便秘薬には頼るべきではありません。これは結局効かなくなり、病気への第一歩だとお考えください。

 

仙骨をゆるめると効果的

仙骨(背骨の下の骨盤)をゆるめる事で、もよおすことがあります。直腸というウンチの出口は仙骨に靭帯で吊るされています。仙骨が関節のように動くことはありませんが、しなやかで弾力のある仙骨は直腸に対して、呼吸でより良い刺激が伝わります。ブレインハック(奈良岡整体の進化版)では仙骨と連動する後頭骨とのシンクロを高め、排泄しやすい環境を作ります。仙骨は自分自身の手で温めても効果的ですよ!

 

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