奈良岡整体・Dynamic Harmony・動的調和

人生を豊かに楽しくするためにガムシャラな日々

背骨はなぜ曲がるのか?

背骨の歪みは、多かれ少なかれ殆どの方があります。この仕事を始めた当初、何が何だかわからなかった背骨の歪み、でもわかってしまうと簡単なシステムです。

 

身体のことを知るには、構造物が存在している意味と役割を知る事が大切です。そして身体は少なくても頭のてっぺんから、つま先まで繋がっていて互いに影響力があります。オステオパシーの名言『身体は1つのユニットである』(実際はユニットであり〜と続きます)がまさにそれです。また人間は地球内生物だということも忘れてはいけません。空気があり、重力(1G)があるという環境下に適応し生きているわけです。これらは何をするにも絶対的に知っておくべき基本設定です。

 

僕はこの仕事をはじめた時、不思議だなと思った事が背骨の歪みでした。今ほど的確に背骨を診断できなかったにせよ、幼少期からずーっと側湾症の方と、大人になり側湾症になったり、しかも日によって歪みが増したり変化があるパターンがある事に気付きました。なので、背骨の歪みは背骨が問題じゃないんだなと気付きました。じゃ何の影響で背骨は歪むのか?とまた僕の穴掘りがスタートします。

 

ほぼ生まれつき側湾症の方は何人かお手伝いさせて頂きましたが、一時的に緩和したり、ほんの少し良くなったりしました。しかし、この良くなったという解釈が大間違い。まっすぐが正しい!と理由もなく決めつける反射的思考はエゴです。曲がっている状態で正解でお生まれになっている可能性も否定できません。というのは、何年も側湾症だとその身体環境に適応しているため、変に外からまっすぐにしようもうのなら、痛んだり、心拍数や血圧が変わったりします。なので改善する必要性の有無が問われる為、あまり言及しません。

 

次に、大人になって歪んだり、歪み方が変わる方たちはほぼ完治します。

 

この方達は悪化するとギックリ腰や顎関節症が代表的で、骨盤の捻れ、股関節痛、膝関節痛、足関節痛、さらに悪化すると内臓の病気に発展します。

 

まず、歪みがなぜ起こるのか?これをよく考えなくてはいけません。脊柱起立筋が問題?もっと深層で背骨ひとつひとつを繋ぐ多裂筋や横突間筋や棘間筋が問題?と捉えるのは安直すぎです。筋肉の問題も障害がある方や後遺症に悩む方、スポーツ選手はあるかもしれませんが、健常者では考えにくいです。

 

まず、背骨の周りに細かくある筋肉は、固有感覚受容器なので、脳と連動しています。脳(正常に働けば)は身体と重力と気圧の辻褄を合わせ、身体が立てるように、歩けるように調整しています。つまり、歪んだ背骨は脳が必要で歪みを作っている場合があります。この場合は十中八九、頭蓋骨と頸椎の歪みです。後頭骨、環椎、軸椎の調整でおおよそ解消します。

 

しかし、そうではない二次災害みたいなのが、内臓の下垂、癒着、肥大です。内臓があるべきところにない場合にかかる不要な圧力が背骨を歪めてしまいます。

 

内臓は間膜、腹膜、筋膜などに接続し、最終的には背骨に構造上ぶらさがっています。(僕はぶらさがっているとは思ってなくて、ただ単に繋がっていると考えています)

 

お酒を飲めば肝臓は腫れるし、よく噛まないと腸は癒着するし、痩せすぎても内臓は下垂します。日常生活が人間の基本設計と、個人の持ち合わせた身体能力に反する時(ストレッサー)、内臓は変調します(ストレス反応)。その変調が背骨を押したり、捻ったり、歪めたりもします。

 

これらの内部環境や重力や気圧との調和のために、細やかな仕事をする背骨の筋肉達。一生懸命不要な圧力に耐えてる筋肉を弛めたらどうなると思いますか?

 

『脳や神経からしたら余計なことを他人がするな!』ですよね。

 

どんな名医よりも、身体自体の方が、当然身体に詳しいのを忘れちゃいけません。身体が機能を遺憾なく発揮できるようにする事が最大のテーマだと僕は思います。(病気になったらその身体のシステムが崩壊してますからそうはいきませんけどね)

 

案外セラピストや治療家の方が、身体の素晴らしさを蔑ろにし、信用してなくて、手を加えようとしちゃうんだけど、それは人間のシステムへの干渉であり、その干渉は長期的にみれば、死を招く可能性もあります。一体、なぜその現象が起きたのか?という見立ては、僕が持っているセンスを総動員し、集中力を高め、真っ先にやらないといけないと僕は常に思っています。この見立ての精度をいかに高められるかが、僕の治療家として、セラピストのとして最も大切にしている事です。

 

 

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