マインドフルネスの基本のキ
色んな人がマインドフルネスや瞑想にチャレンジするけど、なかなか実感ができていないんだなーと感じます。雑念が湧いちゃう、無になれない、毎日続けられない、など様々な意見を耳にします。私がルールでも何でもないのですが、基礎は共通しているので、マインドフルネスのベーシックの部分をお伝えしたいと思います。
【そもそも無になんてなれない】
マインドフルネスの基本には一切、“無になれ!”とは書いていません。そもそも生きてるうちに無になる事なんて誰もできません。ここでもやっぱり邪魔するのはバイアスなんです。無になることがマインドフルネスではありません。
【雑念が湧いちゃう】
雑念とは何でしょうか?昨晩のご飯のことや、世の中のために何もならない妄想でしょうか?これらを雑念と決定するのは実は概念です。ただ、ただ、徒然に何かを思ったに過ぎません。マインドフルネスは何度もいいますが、無になることが目的ではありません。和訳の通り“気づくこと”だけなのです。何かが湧いたとき、それは映像かもしれませんし、言葉かもしれません。全ては概念です。概念は頭の中だけで独立した存在です。本来は、私たちの頭の中で浮かぶ雑念と呼ばれる何かは単なる現象や現れです。それを無理矢理消すことがマインドフルネスではありません。ただ、その現象や現れなどが起こっていることに気づくだけです。
【毎日できない】
ダイエットは三日坊主では結果がでません。細胞レベルで考えると、約90日程度は最低続ける必要があります。それはダイエットをしたことがある方なら既にご存知のはずです。マインドフルネス・瞑想も同じです。少なくとも3ヶ月は短時間でもいいから続ける事で最高のリラクセーション効果を発揮します。また、3ヶ月毎日やる!という課題に対して、それをクリアするというような体験は素晴らしい成功体験です。それを邪魔するのはエゴやバイアスです。3ヶ月やりきったあなたはエゴやバイアスに負けなかった訳ですから、それだけで人生そのものに変化が現れます。
マインドフルネスを始めるとき、まず大切なのは基本的な方法です。基本を続けた先に自分自身の方法が見つかるかも知れません。しかし、まずは基本なので、このような疑問などは解消できるような体験的な場を提供できたらいいなと思います。
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ヒーラー奈良岡元