奈良岡整体

告知と哲学を記します

マインドフルネスで歯医者嫌いを克服

僕は歯医者さん泣かせで、口の中に異物が入ると、嘔吐反射といって、オェーッとなります。これが結構過敏で、指なんかもってのほか。そのため、虫歯治療するのに大学病院で軽い麻酔と、笑気ガスという頭がボーッとする処置をしてから、治療というこじらせ患者でした。

 

そのため歯科に行くのが大嫌いなんですが、令和のはじまりと共に、親知らずがうずいてしまうという非常事態が…食べ物を食べるのも困難な状態でしたので、やむなく日祝も営業している近所の歯科に行くことを、断腸の思いで決断しました。

 

こういう時こそ、マインドフルネスが役立つ!こういう時っていうのは、よくわからないけど、身体や心が過剰に、かつ過敏に反応してしまう時、何が自分の中で起こっているのか観察し、それに気付きます。歯科に行く前に、ひたすら自らの状態を観察すると、別に怖いわけでもなく、なんでそんなに緊張するのかよくわかりませんでした。妻に歯科の玄関まで送迎してもらい、いよいよ治療開始!ここからがマインドフルネスの本番です。

 

まず、治療台に横になった時点で心拍数が急上昇します。でも、これは感情に紐付けされない身体反応なので、心拍上昇に気付きます。そうすると心拍数は落ち着きます。

 

次に口腔内での処置に移ると、舌が強張り、舌骨という舌の根っこにある骨がグッと喉を締め付ける感覚が発生。この感覚に気付き、その状態を観察すると、ここに恐怖が紐付けされていました。それは処置への恐怖ではなく、オェーッて嘔吐反射してしまう事への恐怖でした。いつからかというと大体小学校くらいまで遡る感じがありました。

 

ここは東京、下北沢、誰も知り合いでもないし、もう何も恥ずかしくもない年頃だし、オェーッとなることへの恐怖を手放しました。そして、ゆるやかに舌や舌の根っこの緊張をも手放しました。

 

後は呼吸に意識を向け、ゆったりと呼吸をするように感覚を整え、こんな些細なことでビクついてる自分を許し、手放しました。

 

そんなマインドフルネスな状態を続けていたら、あっという間に親知らずは僕の身体から離れ、単なる虫歯の歯になっていました。

 

マインドフルネスは気付くことです。出来るだけ細かく、的確に気付くことが最初のテーマになります。こんな事いうとあれですが、悩みたい人以外の悩みは殆ど手放す事が可能です。それをセンチメンタルな感情論を持ち出すのは思考であり、反応です。気付きは常にここにあるけど、思考や反応は手放せます。

 

僕は歯医者さんになんであんなに怯えていたのかもよくわからなくなり、今日もお姉さんの指と金属が僕の口の中をかき回してくれましたが、マインドフルネスで臨んだので、すんなり受け入れる事ができました。

 

これは僕の些細な経験をネタにしましたが、皆さんも似たような経験あるかと思いますが、いかがでしょうか?

 

ちなみに、ヒーリングではその反応を断ち切る事ができるのですが、何より何とあなたの苦悩が紐付けされてるのかをお調べし、無用な反応を手放します。なんだかわからないけど、苦しい時はおススメです!

 

f:id:Life_healing:20190517181732j:image

ヒーラー奈良岡元

https://www.naraokahajime.com