family
患者さんはおおよそ一人ではない。
パートナーがいて
親がいて、子供がいる。
構造物単体で考えると
患者さん一人の身体を整える事が
最も重要なのは間違いない。
しかし
エネルギーや波動で
人間をとらえていくと
家族の存在は欠かす事ができない。
家族の一人が病を患った時
その痛みは家族全員が共有する。
家族の一人が病むことは
家族全員が少なくとも痛むのだ。
とくにひとつ屋根の下で暮らす
家族への影響は軽いものではありません。
だから
患者さんは勿論、家族へのケアが
必要だなと私は思っていました。
同時に家族単位でケアしたいなと
願っておりましたが
札幌では有難い事に
それを実現できたと思う。
私が思うのは
病や精神というのは
少なくも三代先まで遡り
マインドブロックやメンタルブロックを
解除する必要があると思う。
おばあちゃん夫婦の
ブロックが外れ患者さんが楽になり
患者さんのブロックが外れ
お子様の精神は癒されます。
逆パターンも勿論あります。
社会の最小単位は家族です。
家族は社会における細胞のようなもの。
細胞ひとつひとつが
精神的に健やかで豊かになること
これ以外、毎日の痛々しいニュースから
逃れる術はないのではないかと
私は感じています。
私ができることはたったひとつ
私の前に座ってくれた方々の
人生を少しでも豊かにすることを
切に願い日々励んでいます。
今日も数組の家族に触れ
確かに変わりゆく姿と
家族で支え合い生きる様を
目の当たりにして
私も心が潤ったように思います。
この仕事は
人々の辛さや闇と向き合う仕事だから
楽しいなんて全然思わないんだけど
やっててよかったな〜と思う瞬間が
最近はやっと増えた気がします。
まだまだ
僕にもやれる事はあるので
たゆまずに努めていこうと
改めて心に秘めるのでした。
